日焼けの応急処置はこうしよう!!

日焼けした肌は、表皮の内側にあるメラノサイトによる紫外線防御反応によりメラニン色素生成して紫外線をカットしますが、このような働きがあるにせよ紫外線は皮膚の細胞にダメージを与えることは否めません。シミ・ソバカス等の色素沈着や肌の乾燥、シワ・タルミ等の光老化を引き起こすほか、長時間紫外線を浴び続けると皮膚がんのリスクも高めます。UVA波は、真皮にまで及んでコラーゲンやエラスチンを変性させて肌のハリを失わせ、肌を黒くして光老化を進めます。UVB波がは、皮膚の浅部までしか届きませんが、発赤や炎症の原因となってひりひりとした痛みを起こします。そして、皮膚細胞の遺伝子DNAを損傷し、シワやシミを作り、大量に浴びることで皮膚がんを発生させたりすることがあります。
日焼けは火傷の一種ですので、まず冷やすことが最も重要なケアです。身体全体であれば水のシャワーを浴びる、濡れタオルを巻く、氷や保冷剤を使用するなどして、とにかく冷やして炎症を鎮めます。次に、日焼けの症状によって適切な保湿を行います。特に痛みを感じない程度であれば、低刺激性の化粧水を充分に使用したあと、クリームや乳液で潤いが保たれるようにします。痛みがある場合は、化粧品の刺激によって炎症がアッかする可能性がありますので、ステロイドが配合されていない軟膏を塗ります。しかし、素人判断は危険ですので、必ず薬剤師に相談することが必要です。痛みが激しい場合の処置は、皮膚科の受診が必須です。また、新陳代謝を促し回復を促すために、十分な水分補給や肌の再生のためのタンパク質やビタミン等の栄養補給も、併せて行うと回復効果が高まります。
ロエには、健胃や便秘改善などさまざまな薬効があります。優れた薬効が利用されているのは「アロエベラ」と「キダチアロエ」という品種ですが、乾燥肌の保湿効果や炎症を抑える効果が日焼け予防および日焼け後のケアにも大変有効です。アロエは肌への浸透性が高く、優れた保湿性と消炎効果がありますので日焼け後の炎症を鎮めるのに有効です。アロエに含まれるクロモン誘導体がメラニン色素の生成を抑制するほか、洗浄・抗菌・殺菌作用で紫外線等によってダメージを受けた部分への菌の侵入を防ぎます。また、血行を促して手新陳代謝を助け、皮膚の再生やメラニン色素の排出にも貢献するので、日焼け肌の症状改善に役立ちます。また、アロエが含まれる化粧品を使用して肌の保湿を充分に行い、常に肌の潤いを保つと、紫外線からのダメージも比較的受けにくくなります。